霊芝の通販

産地は一般的に霊芝と言えば中国産というイメージがあるかと思いますが、 実は現在日本でも霊芝を栽培しているメーカーが増えてきています。
特に、当店は鳥取県においても環境に恵まれている八頭郡の大江ノ郷自然牧場のすぐ近くの山奥で霊芝を育てています。 日本でも霊芝メーカーが多い中、 できるだけ安全•安心の鳥取県ブランドの霊芝を選ぶとよいでしょう。

マンネンタケ・霊芝について

霊芝

霊芝(Ganoderma lucidum)は、マンネンタケ科に属する一年生のキノコで、形態は系統によって異なります。霊芝の肉質はコルク質のようであり、 表面には光沢のあるニスがかけられたような外観を持っています。別名としては、万年茸(マンネンタケ)や霊芝草(れいしそう)とも呼ばれています。 霊芝は薬用植物として知られており、他にも門出茸、仙草、吉祥茸、霊芝草、赤芝などの呼び名でも広く知られています。古くから「三秀」とも呼ばれることもあります。 霊芝には紫芝、黒芝、青芝、白芝、黄芝など、色の異なるバリエーションも存在します。 ただし、紫芝は近縁種のGanoderma japonicumとされ、他の4色はGanoderma lucidumのバリエーションのうちのいずれかに属することが一般的です。 霊芝は成長後に収穫し乾燥させたものが使用されますが、子実体自体は木質であり、直接的な食用としては適さないため、適当な大きさに切り、煎じて抽出液として摂取する方法や、薬用酒にする方法が一般的です。 霊芝は中国で古くから使われており、後漢時代(25-220)にまとめられた『神農本草経』において、命を養い延命の霊薬として記載されています。 日本でも民間で同様に利用されてきましたが、伝統的な漢方処方には霊芝を含むものはありません。 霊芝の子実体には、β-グルカンなどの多糖類やテルペノイドなどが含まれています。 これらの成分は他のキノコの一種であるたもぎ茸やアガリクス、メシマコブなどと同様に、抗腫瘍作用が報告されています。 ただし、これらの研究のほとんどは試験管や動物実験で行われており、ヒトにおける臨床的な報告は限られています。

霊芝の有用性

霊芝は、免疫賦活作用、抗癌作用、血小板抗凝固作用などの効果が報告されています。これらの効果は、培養細胞や実験動物を用いた研究で確認されていますが、ヒトにおける有効性については信頼性のあるデータが不足しています。 しかし、中国では各種の霊芝製剤が作られ、臨床試験が行われており、効果が確認されています。例えば、不眠に対しては顆粒剤を4週間服用すると、96%の人で改善効果が見られ、食欲の向上、記憶の向上、疲労感の軽減、動悸や軟便の改善もみられました。神経衰弱に対しては錠剤を2週間服用すると、88%の人で改善効果がみられました。慢性気管支炎に対しては1-2週間の服用で咳や痰の改善がみられ、特に喘息には大きな改善効果がありました。 また、マウスを用いた研究では、霊芝内服液を与えて放射線治療の副作用低減効果を調べた結果、霊芝を服用したグループでは脱毛や死亡が見られず、免疫系の活性化や白血球の減少の抑制が認められました。 日本ではまだ臨床試験は進んでいないため、ヒトにおける効果についてははっきりとした結論は得られていません。しかし、中国においては臨床試験によって効果が確認されており、さまざまな症状に対して改善効果があることが報告されています。

霊芝の栽培

マンネンタケの栽培

菌糸体の生育温度範囲は10-40℃で、最適温度は30℃です。子実体の発生には20-30℃が必要で、最適温度は25-28℃です。 広葉樹の原木を使用した「原木栽培」と、「瓶」や「袋」、「平箱」に菌床を詰めて行う「菌床栽培」があります。 中国では赤芝が主に人工栽培されており、流通しているほとんどの霊芝製品は人工栽培されたものです。 霊芝の子実体の発生温度は24-30℃とされており、湿度は85-90%が適しています。 菌糸体の生育には光は不要ですが、子実体は十分な光がないと正常な形態で成長せず、奇形になります。 霊芝の培養にはクヌギの葉、大豆の茎、クワの枝、トウモロコシコブミールなどが使用されます。 原木栽培に使用された柔らかい原木は「霊芝材」としてクワガタムシの採卵に適しています。